【初心者向け】庭やベランダでのおしゃれなガーデニング方法を解説します。
花はあるだけで空間を華やかにしてくれますし、時間や季節が移ろいゆくにつれて様々な表情を見せてくれるため、ガーデニングは様々な世代に人気があります。
しかし、ガーデニングでは具体的には何をすればいいのかわからない方もいらっしゃると思います。この記事では、ガーデニングに必要なアイテムやベランダや庭など場所ごとのガーデニングのコツ、また初心者におすすめの育てやすい花までを解説します。
是非ガーデニングの参考にしてみてください。
ガーデニングってそもそも何?
ガーデニングとは、自宅で植物を育てて趣味として育てることを指します。
このため、庭だけでなくベランダや玄関で植物を育てることもガーデニングと呼ばれます。植木鉢などを用意することで室内でも始められるなど、始めるハードルが低い点も魅力的です。
ガーデニングに必要なアイテム
ここでは、ガーデニングを行う際に揃えておきたい道具やアイテムを紹介します。
花苗
育てる時期や場所にあったものを用意しましょう。
例えば、日光を好む植物を日陰で育ててしまうと、元気がなくなったり花が咲かなくなったりしてしまいます。後ほど下記にて初心者向けの育てやすい花を紹介しますので、そちらと合わせて今の季節やご自身のガーデニングスペースに見合った花をご検討ください。
また、良い花苗は以下のポイントで判断することができます。
・茎が太い
・根元がグラグラしない
・黄色い葉(栄養が足りていない葉)がない
・虫がついていない
土
植物が成長するためには、土は必要不可欠です。ガーデニング初心者の場合には、植物が育ちやすいように設計されている「草花用の培養土」を選ぶと一番失敗が少ないでしょう。
商品に「元肥入り」と表記されている場合は栽培時に必要な肥料がすでに含まれています。もし元肥が含まれていない土を使う場合は必ず元肥を混ぜます。土は使い続けるうちに栄養分がなくなるので、定期的に交換しましょう。また、より長く使える土を購入するのも一つの手です。
植木鉢やプランター
特にベランダや玄関などでガーデニングを楽しむ場合には、植木鉢やプランターが欠かせません。レイアウトを簡単に変更できますし、植物ごとに土を変えたい場合にも役立ちます。
プランターのサイズの目安は8号~10号くらいのサイズが一番使いやすいです。また、直径が同じでも、深さや形状が違うと大きさが変わってきます。サイズが大きすぎると土が中々乾かないため成長速度が遅くなる場合があり、反対に小さすぎると水切れの心配や株の成長の妨げとなってしまう場合があります。花に合わせて植木鉢やプランターを選びましょう。
スコップやシャベル
腐葉土を植木鉢やプランターに移したり、植物を植えたりする際に必要です。
幅広タイプや大きめサイズなど、様々な種類がありますが、ガーデニングを行うスペースに合わせたサイズやタイプを選ぶとよいでしょう。
ジョウロ
植物への水やり用にジョウロはあると便利なアイテムです。水勢を自由に調整できることため、水やりを簡単に行えます。観葉植物を育てる場合は、葉水用の霧吹きタイプもそろえておくとよいでしょう。また、育てる鉢数にもよりますが、意外と多くの水が必要になるため大きめのサイズが便利となるでしょう。
園芸用のグローブ
ガーデニングを行う際には、植え替え作業時などに植物や土、肥料を直接触ることになります。素手で作業をしてしまうと、植物のトゲが刺さってしまったり、爪の隙間に土が入り込んだりしてしまって思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。
園芸用グローブを使うことで、怪我から手を守ってくれるため安全にガーデニングを行えます。
ガーデニングのコツ―ベランダ編―
ここではベランダでガーデニングを行う際におしゃれに見せるコツをご紹介します。
棚を作る
棚を作ることで、限られたスペースを効率良く使うことができます。見栄えが良くなることにも加えて、日光が当たりやすくなったり風通しも良くなるというメリットもあります。
ただし、下段の陽当たりが悪くなってしまう恐れもあります。そのため、下段にはガーデニング用品の収納スペースとして活用するのもおすすめです。
室内から見える位置をガーデニングスペースにする
ベランダガーデニングは室内からの見た目を意識しましょう。最初からベランダ全体を使ってレイアウトを考えるのではなく、リビングの椅子に座りベランダを眺めたときに目に入る部分にプランターを飾ってみると、それだけでもかなり見栄えが良くなります。
床にプランターをただ並べるのではなく、棚を設けたりスタンドを置いたりして高低差のあるレイアウトを意識するとメリハリと奥行が生まれるためおすすめです。
上から花をぶら下げる
ベランダの限られたスペースを有効活用するためには、花苗を上からぶら下げるのもおすすめです。チェーンや麻ひもを使って、鉢ごとぶら下げてみましょう。鉢をガラスポットやブリキのバケツなど好みに合わせると、より見栄えも良くなるでしょう。
ガーデニングのやり方―庭編―
ここではお庭でのガーデニングを行う際におしゃれに見せるコツについて紹介します。
レンガや石などを使う
植物の周りを石やレンガで囲ったり、レンガで小道を造るとおしゃれな雰囲気を演出できます。また、時間が経つとより庭に馴染むので、ますます素敵な庭になることが期待できます。
庭の全体のスタイルを決める
庭には様々なスタイルがあります。予めどんな庭にするかを決めて、それに合った花を植えたり砂などの小道具を使うことで、庭全体に統一感が生まれます。代表的な庭のスタイルは以下の遠いです。
・ロックガーデン
ロックガーデンとは、自然な雰囲気で石を積み上げたり組み合わせたりした中に植物を配置するスタイルです。植物が地中の温度の影響を受けにくくなるため、ハーブなどにおすすめです。
・シェードガーデン
日陰や一日に僅かな間のみ日光があたる半日陰に植物を配置するスタイルのことです。陽当たりが良いお庭とはまた違ったしっとりとした雰囲気を楽しめます。
・イングリッシュガーデン
グリーンを多用し、田舎風の庭の様式にするスタイルです。建物も含めてバランスを取ることもあります。
・ナチュラルガーデン
自然そのままの美しさを楽しむスタイルです。イングリッシュガーデンから誕生したスタイルで、植物の生き生きとした姿が魅力的です。
初心者におすすめの花
ここではガーデニング初心者でも育てやすいおすすめの花を紹介します。
パンジーやビオラ
パンジーとビオラは同じ種類の花ですが、花や葉の大きさの違いで区別されています。花や葉が大きい方がパンジーで、小さい方がビオラです。
秋から春にかけて咲き続け、冬の寒さにも耐えられるほど丈夫です。病気や虫にも強いため、ガーデニング初心者にぴったりです。見た目も様々な色があり、カラフルなのでお庭やベランダをカラフルに彩ってくれるでしょう。
ペチュニア
ペチュニアは「花壇の女王」とも呼ばれ、小さくも堂々とした風格のある鮮やかな
夏の代表的な花です。梅雨やゲリラ豪雨に遭うと花は痛みやすいのですが、ペチュニアは雨で痛んでも素早く復活してくれます。種と苗ともに4~6月が植え時で、開花時期が4~10月と長いため、美しいお庭やベランダを長く保つことができます。
ゼラニウム
真夏と真冬以外はほぼ一年中開花する、鮮やかな花が特徴的な花です。
甘い香りが特徴的で、その香りを虫が嫌うといわれているため虫よけとしての人気も高いです。乾燥に強いのですが、一方雨や湿気には弱いため、陽当たりの良い場所で栽培するのがおすすめです。
【まとめ】ガーデニングで庭やベランダの見栄えを良くしましょう
いかがだったでしょうか。
この記事では、初心者の方向けにガーデニングの必須アイテムやコツ、おすすめの花をご紹介しました。
ガーデニングは日々の生活に彩りを添えてくれます。ぜひ自分好みのガーデニングを行い、庭やベランダの見栄えをおしゃれにしましょう。
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