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自分でエアコン取り付けはできるの? エアコン取り付けに関する疑問を解説します

新しくエアコンを購入した際には、当然エアコンを壁に取り付けなくてはいけません。
この取り付け作業は業者に頼むのが一般的ですが、業者に頼むとある程度の費用がかかってしまいます。
そこで自分でエアコンを設置して費用を抑えたいと考える方もいらっしゃると思います。しかし、エアコン取り付けは実際に素人にもできる作業なのでしょうか。
この記事では、エアコン取り付けの資格や起こる可能性のあるトラブルなど、エアコン取り付けに関する気になる要素を解説します。

エアコン取り付けの相場は?

まず、業者に依頼した時には実際どの程度の費用がかかるのかについて説明します。
エアコン取り付けの相場は標準工事費用のみの場合10,000~20,000円です。
しかし、標準工事だけではエアコンを取り付けられない場合は、追加工事費用がさらにかかってしまうこともあります。
業者に頼みたいけど費用が想定よりも高くならないか不安だという場合は、固定額の取り付け費用込みで販売されているエアコンを購入するとよいでしょう。

エアコン取り付けに資格はいる?

では、自分でエアコン取り付けを行う際に資格は必要なのでしょうか。
結論から申し上げますと、一般的なエアコンの取り付け時には特別な資格は必要ありません。
エアコンの取り付け時には、室内機や室外機の取り付けなどを行うのですが、ある程度の作業をするにあたっては特に資格は必要ないのです。しかし、一部の作業では資格が必要な場合もあります。

資格が必要なエアコン取り付け時の作業

エアコン取り付け時に配線関係の工事が必要となる場合には、「第二種電気工事士」の資格が必要となります。
具体的には、以下の作業が配線関係の工事に該当します。

・内外接続線を直接壁・天井に固定する
・コンセントの増設・移設・切り替え
・使用電圧が600Vを超える(業務用)エアコンの設置

このように、電気の配線を触らなければ取り付けできない場合や、大型の業務用エアコンを設置する際には、業者に取り付けを依頼しましょう。

エアコン工事に役立つ資格

第二種電気工事士以外にも、エアコン取り付け時にあると役立つ資格があります。
具体的には以下の通りです。
・高所作業車
・ガス溶接
・フロンガス取扱い

以上の資格を取得しておけば、仕事としてもエアコンの取り付け工事が出来るようになります。便利屋を営んでいて、エアコン取り付けを対応業務に加えたいという場合には取得を検討してみるとよいでしょう。

自分でエアコン取り付けを行った際に起こる可能性のあるトラブルは?

資格が必要ない作業について、手順通りに行った場合でもトラブルが起こるケースがあります。ここでは起こりがちなトラブルについて解説します。

真空引きが上手くいかない

真空引きとは、配管内の空気を抜き真空状態にする作業です。配管内を真空にしないと、エアコン内部に充満させたフロンガスが漏れてしまったり、室外機の内部に水滴が残ったりして、故障の原因にもなってしまいます。
故障してしまうと業者に修理を依頼せねばならず、2万円以上かかってしまうので、最初から業者に依頼する方が安く済んでしまうということも起こりえます。
真空引きは難易度も重要度も高い作業であるため、業者に頼むことをおすすめします。

家の柱や筋交いを傷つけてしまった

家の柱や筋交いは、家の耐震上で重要な役割を果たしています。
しかし、配管パイプ用の穴を開けている最中に、意図せず傷つけてしまうケースがあるのです。
もし柱や筋交いに穴を開けてしまった場合には、家が倒壊するのを防ぐために大規模な改修工事が必要になります。この際にはかなりの額がかかってしまうため、穴を開ける場所に柱や筋交いがないことが確実にわかっている場合以外は、業者にお任せするのをおすすめします。

冷媒配管を折ってしまった

エアコン取り付けの冷媒配管の取り付けを行う際には、冷媒配管を室内に引き、取り付けた裾付板にエアコン本体を仮付けした後に、冷媒配管とエアコン本体から出ている冷媒配管を繋ぎます。その語に冷媒配管をエアコンの裏側にまとめるのですが、この一連の作業をしている間に冷媒配管を誤って折ってしまう場合があります。折れてしまうと新しい冷媒配管の購入が必要になってしまい、出費がかさんでしまいます。

コンセントの電圧に合わないエアコンを購入してしまった

エアコンとコンセントにはそれぞれ決められた電圧があります。家庭用のエアコンが大体100Vか200Vなのですが、これによってコンセントの形が変わってきますし、合わないコンセントに無理やり接続するとどちらかが故障してしまう可能性が高いです。
電圧が合わない場合は変換工事が必要となり、これには第二種電気工事士の資格が必要になります。また、業者に依頼する場合でも、追加費用がかかることもあるため、出来る限り同じ電圧のものを選ぶと良いでしょう。室内機の側面か下に書いてある情報を見ることで、電圧は確認できます。

エアコン取り付けは業者に依頼するのがおすすめ

上記で紹介したように、エアコン取り付けは自分で行うと様々なリスクがあり、修理代などトラブルに合わせて追加で費用がかかってしまうケースもあります。これらを踏まえると、業者に依頼した方が最終的にはお得に取り付けを行えることが多いです。
また、自分で取り付けることに成功しても、後の出費で痛い目を見てしまう場合もあります。数年後にエアコンが故障した場合、エアコン業者に依頼した場合には付く保障が自分で取り付けを行うと付かないために、その分修理費用が高くなってしまうこともあるのです。
後のことも考慮すると、エアコン取り付けは出来る限り業者に依頼するのがおすすめです。

【まとめ】エアコン取り付けは業者に依頼しましょう

いかがだったでしょうか。
この記事では、エアコン取り付けの相場から必要な資格、起こりうるトラブルについて解説しました。
エアコン取り付けは自分で行うとトラブルが起こりやすく、結果的に出費がかさんでしまいがちです。エアコン取り付け作業は出来る限り専門業者に依頼するようにしましょう。

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